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小学校の英語は新学習指導要領でどう変わった?小学校で英語教育が必修化!

公開日:2022.03.10

更新日:2022.03.10

小学校の英語は新学習指導要領でどう変わった?小学校で英語教育が必修化!

学習指導要領の改訂によって、小学校の英語教育は大きく変化しています。最大の変更点は「小学校3年生から英語が必修化されたこと」、「小学校5年生から外国語として科目に格上げされたこと」です。小学生の子どもを持つ家庭では、今後の英語教育の動きが気になるケースも多いのではないでしょうか。そこで、この記事では新学習指導要領における小学校英語の要点と詳しい学習内容、家庭でできる英語の学習法について解説します。

1.新学習指導要領における学校英語の要点

2017年に実施が告知されていた新学習指導要領。3年という移行期間を経て、ついに2020年から新学習指導要領にもとづいた小学校の英語教育が始まりました。なかでも、小学校の英語教育必修化は注目されている内容です。今後ますます進展するであろうグローバル化に備えるため、英語教育が強化されています。ただ、具体的にどのような学習が行われているのか、学校に行っていない親にはうまく把握しづらいものです。そこで、ここでは小学校で子どもがどのように英語を学ぶのか、学年ごとの学習内容として「外国語活動」「外国語」のそれぞれの要点をチェックしていきましょう。

1-1.小学校3・4年生では「外国語活動」

そもそも2011年より、小学校の英語教育は行われてきました。しかし、今回学習指導要領の改訂が行われ、英語教育の内容が刷新されたのです。この改訂によって、小学校3・4年生では「外国語活動」として英語が必修化されました。外国語活動では、主に「聞く・話す(やり取り・発表)」の「2技能3領域」を学習することになります。活動型学習がメインとなり、英語に慣れ親しむことを重視したカリキュラムになっています。具体的には、クイズ・歌・ダンスなどを通じて、楽しみながら英語に触れる機会を増やす内容です。

そして、今後の本格的な英語学習への意欲を向上させることが主な目的となります。特徴は教科書を使った学習を行わないことです。英語でのあいさつや基本的な会話を声に出して学ぶ、コミュニケーション主体の授業を実施します。授業は週1回、年間35時間の英語学習が割り当てられる計算です。小学校3・4年生で英語が必修化されることの影響を受け、1年生の段階で年間10時間程度の英語学習を設ける学校も増加傾向にあります。

1-1.小学校3・4年生では「外国語活動」

1-2.小学校5・6年生から「外国語」として科目のひとつに

小学校5年生からは、英語が「外国語」として正式科目になります。小学校4年生までの「外国語活動」と、小学校5年生からの正式科目となる「外国語」の大きな違いは、通信簿で成績がつくようになることです。学級担任のほかにも英語専門の指導を行う先生が授業を担当し、より本格的な英語学習が実施されます。小学校5・6年生では「4技能5領域」を学習していきます。小学校4年生までの「聞く・話す(やりとり・発表)」という発声のコミュニケーションのほかに、「読む・書く」という内容が加わる形です。これまでに学習した基本的なコミュニケーション能力を向上させることを目指します。

なお、外国語の授業は週2回、年間70時間程度実施される計算です。これを踏まえると、小学校5・6年生の2年間において、英語の授業は約140時間にものぼります。従来の中学1年生の学習内容も含まれており、それに匹敵する英文を学習することになるのです。具体的には、小学校5・6年生でbe動詞・一般動詞の文、疑問詞・代名詞、動名詞・助動詞・動詞の過去形などを用いた表現を習得します。また、語彙の習得数にも目標が設定されており、習う単語はおおむね600~700語程度となります。活用頻度の高い連語や慣用表現などの習得を目指すなど、より実践的な英語力の向上を狙った内容といえるでしょう。

1-2.小学校5・6年生から「外国語」として科目のひとつに

2.小学校3・4年生の「外国語活動」の内容

小学校3・4年生で実施される「外国語活動」では、主に遊びやゲーム感覚で英語に触れるきっかけを作ります。早期段階から英語の音声や表現に慣らすために行われます。これによって英語への苦手意識をなくし、今後の英語学習の動機付けとすることを狙っているのです。具体的にどのようなものなのか、ここでは外国語活動の目標や詳しい学習内容について紹介します。

2-1.目標

外国語活動の目標は、外国語による聞くこと・話すことの言語活動を通じ、「コミュニケーションを図る素地となる資質・能力を育成する」ことです。この目標を達成するために、学習を通じて「言語・文化への理解を深め外国語の音声や基本的な表現に慣れる」「外国語を聞いたり話したりして自分の考え・気持ちを伝え合う」「相手に配慮しつつ外国語を使ってコミュニケーションを取る姿勢を学ぶ」ことになります。また、英語学習の「聞く・話す(やり取り・発表)」の領域別にも、到達目標が設定されています。

「聞く」の領域では、「ゆっくりはっきりと話された際に、自分のこと・身の回りのものを表す言葉を聞き取る」「身近で簡単なことに関する基本的な表現の意味を理解する」「発音からどの文字なのかがわかる」などです。「話すこと」は 「あいさつや感謝の表現を使う」「自分の考えや気持ちについて動作を交えて簡単な語句・表現を使って伝える」などが目標として掲げられています。

2-1.目標

2-2.学習内容

外国語活動では細かい文法を理解したり、多くの表現を覚えたりすることは特に目標としていません。発声など音声面に焦点を当て、児童の柔軟な適応力を生かすことを念頭に置いた学習内容となっています。そのために、組み込まれているのが英語の音声・リズムに慣れ親しませるカリキュラムです。英語の歌やチャンツで英語特有のリズムやイントネーションを身につけていきます。発声によって日本語と英語の発音の違いに気付かせることも狙いです。また、日本と外国とでは生活様式・習慣・行事などが大きく異なることにも触れていきます。各国の違いを知り、多様な考え方が存在することを学習するのです。

授業では目の前にいる相手の反応を見ながら、言葉で伝え合ってコミュニケーションを楽しみます。ものを見せたり動作を交えたりするなど工夫して、言葉が伝わったときの喜びを体験することが大きな目的です。また、言葉でのやり取りのほかにも、発音される文字の読み方と書かれた文字・活字とを結び付けることを学びます。このような交流を通じて言葉や表現を聞き取ることに慣れ、大体の内容が理解できるという体験を経て、高学年の本格的な英語学習へとつなげるのです。英語の知識そのものを身につけるというよりも、小学校3・4年生では外国語コミュニケーションに慣れることを重視した内容になっています。

2-2.学習内容

3.小学校5・6年生の「外国語」の内容

小学校5・6年生の高学年となると、中学年の2技能3領域に「読む」「書く」が加わった「外国語」を習っていきます。中学校以降の英語学習につながっていく重要な内容となるため、勉強がおろそかにならないよう気を付けましょう。ここでは小学校5・6年生の「外国語」の目標や詳しい学習内容について解説します。

3-1.目標

小学校5・6年生の「外国語」では、外国語による聞く・読む、話す・書くなどの言語活動を通じ、「コミュニケーションを図る基礎となる資質・能力を育成すること」が主な目標です。子どもが物事をどう捉えるか、外国語コミュニケーションに対する見方や考え方を育むことを重視しています。小学校3・4年生のようなコミュニケーション活動は減り、その代わりに相手の話を理解するためのリスニング活動が実施されます。また、学習内容として「読む」「書く」が追加されたことで、「聞く」「話す」の能力をさらに発展させていくのです。

加えて、リスニングを通じて外国語の音声・文字・語彙、表現・文構造・言語の働きなど、日本語と外国語の違いを学びます。そして、得た気付きをコミュニケーションで活用できるよう、基礎的な技能を体得することも意図されています。具体的には、「大文字・小文字を活字体で書く」「語順を意識して簡単な語句や基本的な表現を書き写せる」「例文を参考にして簡単な語句や基本的な表現を用いて書ける」ことなどが目標です。

3-1.目標

3-2.学習内容

小学校5・6年生の「外国語」の学習では、実際に英語を使って言語活動を行い、コミュニケーションに活用できる技能を身につけます。発声ではアクセントやイントネーション、語と語の連結による音の変化などを学ぶ内容です。英単語は約600~700語程度、文字は活字体の大文字・小文字・符号について学習していきます。学ぶ内容の一例としては、「get up」「look at」といった活用頻度の高い基本的な連語です。加えて、「Excuse me」「I see」「I'm sorry」「Thank you」「You're welcome」など活用頻度の高い基本的な慣用表現も含まれます。

それ以外にも、肯定・否定の平叙文と命令文、疑問文は「who」「what」「when」「where」「why」「how」など疑問詞を使うものを習います。文構造は「S+V」「S+V+C」「S+V+O」の形です。このように、学習の範囲が広がることで、英語による表現もぐっと豊かなものになります。英語学習をスムーズに進めるために欠かせない、重要な基礎やルールを学ぶ段階といえるでしょう。

3-2.学習内容

4.家庭でできる小学生の英語学習とは?

小学校の英語学習は、外国語コミュニケーションの土台づくりが基本的な目標となります。とはいえ、授業で出てくる単語や文法内容は従来の中学レベルにも匹敵するものであり、油断していると学習に追いつけなくなる可能性もあります。英語学習で遅れを取らないためには、家庭学習を行うことが重要です。そこで、子どもが無理なく英語学習を進められるよう、家庭でできるサポート方法を紹介します。

4-1.英語教材を活用する

日本では外国語の教育が進み、絵本・DVD・動画配信サービスなど、教材の選択肢が豊富にそろっています。自宅で子どもの英語学習をするためには、このような英語教材をうまく活用することがおすすめです。特に、小学校低学年のうちは、子どもが興味を持つものを使うことがポイントとなります。特におすすめなのは歌の教材です。歌は音楽と一緒に、英語のネイティブのような発音やフレーズを学習できます。また、子どもが高学年になったら、家庭内に辞書を用意すると良いでしょう。辞書があれば知らない単語を自分で調べることができます。

辞書は英和・和英、もしくはセットになったものでも構いません。使い勝手の良い電子辞書を準備する手もあるでしょう。わざわざ辞書を用意することが面倒、という場合はスマートフォンやタブレットを使用して調べる方法でも問題ありません。辞書は単語の意味を調べるだけでなく、例文や発音、類義語なども載っているので学習の幅が広がります。大切なのは、子どもが自発的に学習できる環境を整えておくことです。

子どもが英語学習を楽しんでいる様子がみられれば、段階的にドリルを使って単語の読み書き練習をさせていくことがおすすめです。理解度にあわせたドリルを選び、子どもの学習意欲を伸ばしましょう。文字だけのものではなく、イラストが描かれているものを選ぶと興味を引きやすくなります。ゲーム感覚で楽しめるようなドリルもあるため、子どもが気に入る一冊を探しましょう。なかには音声CD付きのドリルも出版されています。このようなドリルであれば、単語とあわせてリスニングの学習も行えます。

4-1.英語教材を活用する

4-2.親子で一緒になって楽しむ

家庭で英語学習を進めるときは、親子で一緒に楽しむことが肝要です。初めから子ども1人で英語学習を進めようとすると、どうしても不安や負荷が大きいものです。子どもが安心できるよう、親も一緒に英語を学習する気持ちで取り組むと良いでしょう。親も英語を学ぶ姿勢を示せば、子どもはそれを真似して積極的に取り組むようになります。学習方法としては、小学校低学年など小さな子どもに絵本を読み聞かせるときに、親がCDの音声を真似することもおすすめです。

また、学習した英語を忘れないよう、日常生活のなかで記憶を定着させる取り組みを実践すると効果的でしょう。何かあったときに「これは英語でどう表現するのかな」とクイズ形式で尋ねると、アウトプットの機会が増えて記憶の定着につなげられます。なお、小学校の英語はあくまでもその後の英語学習の土台づくりとなるため、頑張りすぎには注意が必要です。なぜなら、子どものうちに学習を強要してしまうと、英語嫌いになってしまうおそれがあるためです。無理に勉強させるのではなく、子どもが楽しみながら学習できる環境を目指すことが重要になります。工夫を凝らし、子どもが興味を持てるやり方を模索しましょう。

小学校英語教育の内容を知って早めの対策を!

小学校英語では外国語コミュニケーションの土台を固めることが主な目標となります。ただ、習う単語数は600~700語程度、文法は従来の中学1年生レベルになるなど、家庭内のサポートが不可欠です。「WinBe」では聞く・話す、読む・書くの4技能をネイティブ講師と日本人講師が全面的にサポートし、発音習得に効果的なフォニックスも取り入れています。小学校英語に不安がある場合は、ぜひWinBeの無料体験を試してみてはいかがでしょうか。

4-2.親子で一緒になって楽しむ

執筆者:子ども英語・英会話教室WinBe コラム編集部