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子どもを英会話教室に通わせても効果はない? これからの時代は違う!

更新日:2023.06.26

公開日:2023.06.26

子どもを英会話教室に通わせても効果はない? これからの時代は違う!

「英会話教室に通っていたが、話せるようにならなかった」と、学校以外で学んでも効果が実感できなかったという日本人は少なくないようです。こうしたことから「英会話教室に効果はない」と疑問視する意見もあります。今回は、英会話教室に効果がないといわれる理由を紹介。そのうえで、実際に通うことで期待できる効果や、効果のない英会話教室の特徴についても解説します。

英会話教室は効果がないといわれてきた理由

日本でもグローバル化を受け、幅広い年代の人が英会話教室に通い始めています。その結果、実際に英語を活用してコミュニケーションがとれるようになった人もいるでしょう。それでも、英会話教室に効果はないのではないかといった意見は根強くあります。その理由は、日本特有の英語が話せるようにならない原因と重なりそうです。ここでは、そのなかでも代表的な3つの理由を掘り下げます。

英語を話す機会が少なかった

日本人には、英語を話す機会が極端に少ないといった特徴があります。島国であり、日本語という英語の影響をほぼ受けていない独立した言語を日常生活で活用しているためです。仮に、英会話教室へと通い、ある程度のレベルに到達したとしても、日常生活では実践する場がほとんどありません。そのため、それ以上英会話が上達しない、あるいは覚えたことを忘れてしまうなどのケースが多々あるのです。語学は、触れている時間に比例して上達するものです。日常的に触れていなければ上達もせず、次第に忘れていってしまっても仕方がありません。

しかし、グローバル化が進むにつれて英語を話せる日本人も増えてきているようです。ビジネス上のグローバル化だけではなく、訪日外国人や海外文化へ興味を持つ人の増加も無関係ではないでしょう。スポーツやエンターテイメントの分野で日本人が世界の舞台で活躍し、応援する日本人が英語に触れる機会が増加することも要因の一つです。今後もグローバル化がとどまるとは考えづらく、むしろ、ますます英語に触れる機会が増えていくことはほぼ間違いありません。

1-1.英語を話す機会が少なかった

学校英語がスピーキングを重視していなかった

日本では、子どもの頃から学校で英語を学ぶ機会が与えられます。しかし、一方で「受験英語」という言葉があるように、学校での英語の授業は、英会話に重きを置いたものとはいえません。あくまでも、高校受験や大学受験で合格するための英語力の向上に主眼を置き、日本の英語教育のカリキュラムが組まれている現状があります。そのため、学校で学ぶ英語は読み・書きが中心です。リスニングもそれなりに行われますが、スピーキングにいたってはほとんど行われてこなかったといってもよいでしょう。これでは、アウトプットが欠かせない英会話の勉強とは程遠い状態です。いくら学んでも、英語を話せるようにはなりません。

これは、カリキュラム以外にも問題がありそうです。そもそも、流暢な英会話ができ、かつ、そのポイントやコツを正しく教えられる英語の先生が少ないといった問題があります。受験英語が得意な人が、必ずしも英会話ができるわけではありません。英会話ができる先生が現場にいなければ、子どもたちの英会話力が上がらないのも当然です。ただ、指導要領の改訂により、徐々にではあるものの日本の英語教育も変わりつつあります。スピーキングが取り入れられるようになってきており、今後は、さらに英会話にもフォーカスした授業が行われていくでしょう。

高い英語力が求められていなかった

日本は、先人たちのおかげで高水準の教育を日本語で受けられる環境にあります。文明開化が行われた明治時代には、多くの西洋概念が取り入れられたものの、それも日本語に訳される形がほとんどでした。日本にはひらがなと漢字以外にもカタカナが存在しているので、和製英語やカタカナ語により、英語や英語圏の文化が日本語で上手に表現できるといった利点があります。英語が話せなくても西洋文化へと対応可能であったため、さほど困らなかった点も、英会話教室で効果が出にくく、そもそも通う必要性が低かったといわれる理由でしょう。

戦後においても、この環境は維持されたままでした。結果、高度経済成長やバブルの時代を迎えても、高い英語力を身につける必要があまりなかったといえます。特に、ビジネスにおいては、その多くが日本国内で完結可能な状態が続きました。人口が爆発的に増えたことで、日本人相手に商売をすれば十分な利益があげられたため、英語の必要性が高まらなかったといえるでしょう。多くの日本人は日本に住む限り英語でのコミュニケーションによる優位性があまり得られず、それが英会話の習得に積極的でなかったことにつながっているようです。

1-3.高い英語力が求められていなかった

子どもが英会話教室に通うことで期待できる5つの効果

「留学したい」「海外で仕事をしたい」という子どもは、決して少なくありません。それらも含め、将来的に英語を生かして仕事をしたり夢を実現したりしようと、子どものうちから英会話教室に通うケースが増えています。ここでは、英会話教室に通うことで、具体的に得られる効果を解説します

英語学習の習慣化・英会話の機会確保

語学をマスターするには、いかに多くの時間、その語学に触れているかが重要です。特に、英語を話す機会は日本国内での日常生活では得られにくいため、英会話教室へと通い、習慣的に英語に触れる機会を作る必要があります。もちろん、英語が話せる人と友人となり、毎日一緒に過ごすことでも効果は得られるでしょう。しかし、子どもに関してはまだ英会話のレベルもさほど高くないケースが多いため、単に英語に触れるだけではなく、段階的かつ計画的に触れていくことも重要です。

学校教育でも、確かにスピーキングが取り入れられるようにはなってきました。しかし、流暢かつ自然な英会話の習得という点でみれば、やはり学校教育のみでは物足りません。同じ教室にいる子どものたちの英語のレベルもさまざまです。画一的な授業になってしまうケースが多く、効率的な英会話の習得につながらない可能性もあります。そもそも、小学校の場合、学校の英語の授業だけでは勉強時間も十分とはいえません。足りないぶんを英会話教室で補完し、かつ、自分のレベルに合わせて効率的に学ぶ方が、より自然に英語学習の習慣化がしやすいでしょう。

信頼できる講師の指導

英会話に限ったことではありませんが、確かな実力を持つ人の指導を受けることも上達の近道の一つとなります。学校の先生は英語授業に関する知識は高い可能性があるものの、実際にネイティブスピーカーと呼べるほどの実力を持っているかといえば、必ずしもそうではないでしょう。英会話も、誰に教わるかで上達のスピードや度合いは変わります。本格的な英会話教室にはネイティブスピーカーが在籍し、そこに通う子どもは本物の英会話に触れられます。子どもの段階から耳に本物の英語をなじませておくことは、英会話力の向上には不可欠です。

しばしば、英会話教室にいる日本人講師に対し「あまり英語力が高くないのではないか」と、ネガティブな見方をする人がいます。こうした見方は、日本人の英語への苦手意識が生み出したものともいえるでしょう。しかし、実際にはそんなことはありません。本格的な英会話教室には、日本人講師であっても高い英語力を持つ人が多く在籍しています。本格的な英会話教室を選び子どもを通わせることで、発音指導はもちろん、ネイティブ視点での語学指導が受けられます。これらは、いずれも学校教育では得られない体験です。英会話教室を選ぶ際は、信頼できる講師の指導が受けられるかどうかも重要なポイントとなります。

2-2.信頼できる講師の指導

効果的なプログラムとサポート体制

英語は習慣化が重要であり、ネイティブスピーカーと日常的に会話することも上達するための大きなポイントです。しかし、単に会話をしていても、英会話の上達は難しいでしょう。レベルに合わせた学習や楽しく学べることも、子どもの英会話習得には欠かせないためです。また、自宅や学校などでは日本語で話す子どもが多いため、英会話教室では、より合理的な方法での学習が求められます。しっかりとした英会話教室では、論理的かつ体系的なカリキュラムや学習プログラムを構築しています。指導に従って反復練習することで、適切なスピーキング能力も身についていくでしょう。大きな効果が期待できるカリキュラムやプログラムで学習できる点が、英会話教室の利点です。

また、カウンセラーが在籍し、英語学習の相談にのってくれる英会話教室もあります。親が望んでいても、子どもが英会話の勉強を楽しいと感じるとは限りません。しかし、カウンセラーが在籍する英会話教室であれば、子どもの悩みも解決しながら、英会話の勉強を続ける意欲を保ち続けられるでしょう。独学で挫折してしまった人や、継続が苦手な子どもでも続けられる可能性が高まります。結果、継続力や乗り越える力が身につき、英会話の上達以外にも効果が期待できそうです。

コミュニケーション能力の向上

英会話は、英語を使った他者とのコミュニケーションです。コミュニケーション能力は、人が生きていくうえで欠かせません。社会性や社交性の向上にも不可欠であり、どのような仕事に就くにしても求められる能力といえます。英会話の上達によるコミュニケーション能力の向上は、日本語を話す際にも生きてきます。特に、英語は自分の意見をしっかりと主張することを得意とする言語です。会話や議論、プレゼンテーションの際に、先に結論を話し、そして自分の意見を述べるといった基礎的な能力を英会話を通じて身につけられます。

こうしたコミュニケーション能力の向上は、学校以外での仲間や友だちを作ることにも生きてくるでしょう。そうした仲間や友だちと英語で話す関係性であれば、さらに英語力もコミュニケーション能力の向上も期待できます。外国人講師のように異文化圏の人たちとの交流も、子どもたちの成長には非常に重要です。視野が広がり、将来の選択肢も増えていく可能性が高まります。英会話教室に通うことは、こうした副次的な効果も期待できることから、大きな可能性やメリットがあるといえるでしょう。

英語力の基礎定着

英語に、特に英会話に苦手意識を持っている日本人は少なくありません。しかし、英会話は小中学校で習う基本的な単語や、比較的平易な文法を使い成り立っているケースが大半です。英会話は、いわば高速で英作文の練習をしているのと同じであるため、英語の基礎事項の反復練習として非常に役立ちます。小学生の頃から英会話にしっかりと取り組んでおくと基礎が定着し、より高度な英語教育を受けるための土台作りが可能です。英会話教室に通い、英会話に日常的に触れておくことで、ビジネス英語や政治に関する英語表現なども身につけやすくなるでしょう。

ただし、国際的な舞台で活用可能な英語力を身につけるためには、英会話教室の時間外での自助努力も必要です。毎日何時間も英会話教室へと通える子どもは多くはありません。子どもは非常に吸収が早いものの、英語以外に触れる時間が長ければ、そちらの知識の習得が優先されてしまう可能性もあります。自宅での復習や、アニメ・ゲームなどで英語に触れる時間を英会話教室以外でも設けられれば、さらなる英語力の向上が可能です。そのための方法やコツの習得にも、英会話教室が役に立ちます。英会話教室で得た勉強方法などを家庭でも取り入れてみるとよいでしょう。

効果がない英会話教室の特徴とは?

子どもを英会話教室に通わせているものの、効果があるのか疑問を抱いた際には、ここで紹介する「効果がない英会話教室の特徴」に当てはまっていないか確認してみましょう。もし、当てはまっていそうであれば、別の英会話教室に通い直すことも検討する必要が出てくるでしょう。

子どもと講師の相性がよくない

英語圏では、はっきりとした物言いをする人が少なからずいます。子どもによっては、こうしたタイプの講師と合わないケースもあるでしょう。あるいは、子どもに優しすぎて緊張感に欠けるのも、学習の観点からはあまりよいとはいえません。子どもにレッスンの様子を聞いてみたりカウンセラーと相談したりしたうえで、必要に応じて講師の交代や別の英会話教室への通い直しを検討するとよいでしょう。

学習カリキュラムやテキストが子どもに合っていない

英会話教室ごとに独自の指導法を構築・実践しているものの、それも子どもに合うかどうかはわかりません。子どものレベルに合っていないカリキュラムではやる気が削がれ、効果が出ない可能性もあります。テキストがつまらないといった大人にとっては些細なことでも、子どもにとってはモチベーションに大きな影響を与える重要な問題となり得るでしょう。まだ語彙力が足りていないにもかかわらず無理に会話をさせようとし、子どもがやる気を失ってしまうケースもあります。こうした場合も、やはりカウンセラーと相談し、子どもに最適なコースへの変更や別の英会話教室への通い直しの検討が必要でしょう。

効果測定や授業報告をおこなわない

小学生のうちは、学校の英語テストで英語力を正確に測定するのは難しいでしょう。そのため、英会話教室側が主導して英検を受けさせたり、英会話スピーチなどの発表会を催したりするなど、授業の効果を見せる機会が重要になってきます。このような効果測定がまったくない英会話教室では、上達が限定的となってしまう可能性があります。

また、英会話教室で何を学んでいるのか、成長しているのかなどの把握も、保護者にとっては容易ではありません。レッスン内容を知らせる授業報告書があれば、保護者でも取り組みや成長が把握しやすいでしょう。こうした授業報告書に加え、定期的な面談など保護者とのコミュニケーションが少ない英会話教室の場合も、変更を検討する必要がありそうです。

これからは英会話教室の効果を実感できる時代

日本企業の海外展開、あるいは外資系企業の日本進出、訪日外国人の増加などにより、以前と比べて英会話の役割や可能性は高まっています。英会話教室の効果を実感する機会が増えたといってもよいでしょう。とはいえ、利用者には確かな効果が得られる英会話教室の選択が求められます。やる気スイッチグループの英会話教室「Winbe」では、さまざまなコースがあり、お子さまの性格やレベルに合ったご提案をさせて頂きます。定期的な保護者面談や電話連絡もあり、成長を感じて頂きやすい環境をご用意しています。気になる方は具体的なコースやサービスの内容をご案内しますので、一度お近くの教室にお問い合わせください。

3-3.効果測定や授業報告をおこなわない

執筆者:子ども英語・英会話教室WinBe コラム編集部